「火山の国で原発ありえない」 川内再稼働阻止オール埼玉行動

「川内原発再稼働反対」と声を上げる参加者=2014年9月28日、さいたま市

「川内原発再稼働反対」と声を上げる参加者=2014年9月28日、さいたま市

九州電力川内(せんだい)原発再稼働ストップの声を埼玉からあげようと28日、さいたま市で「ストップ川内原発再稼働!オール埼玉行動」が行われ、350人が参加しました。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。

行動は同日、鹿児島市で開かれた全国集会に連帯し、県内で原発なくせのデモや集会に取り組む20以上の団体が共同して取り組みました。JR大宮駅に集まった参加者は、「原発ゼロ」を訴える歌などで通行人にアピールしました。

「火山の多いところで再稼働なんてありえない」と駅を出発し、ギターやドラムの音に合わせて「川内原発再稼働反対」と唱和しながら市内をデモ行進しました。

夫と共に参加した女性(33)=さいたま市=は「今まで地域ごとにデモをやっていたのが、今回は一緒にできたし、デモを見ていた人も手を振ってくれて良かった」と話しました。

初めて原発デモに参加した女性(36)=熊谷市=は「日本は地震や火山が多いし、事故が起きて危ないとわかったのに、政府が大丈夫というのはおかしい。行動しないといけない」と語りました。(赤旗2014年9月30日付より)

【川口市】暴走政権追い込もう 紙議員迎え演説会

声援を受ける紙参院議員、伊藤参院選挙区候補、村岡、おくだの両県議ら=2014年9月21日、川口市

声援を受ける紙参院議員、伊藤参院選挙区候補、村岡、おくだの両県議ら=2014年9月21日、川口市

日本共産党埼玉南部地区委員会は21日、紙智子参院議員を迎え、川口市内で演説会を開きました。会場いっぱいの参加者が、紙氏の訴えに拍手と声援で応えました。

紙氏は、安倍政権が集団的自衛権の行使容認、沖縄の辺野古への新基地建設、環太平洋連携協定(TPP)推進など、暴走を続けるもとで、埼玉県政も県議会による教育への政治的介入など暴走していると指摘。「憲法を守り、悪政の防波堤となる、住民本位の県政・市政実現へいっせい地方選で勝利し、安倍暴走政治を追い込もう」と呼びかけました。

いっせい地方選勝利へ、決意表明した村岡まさつぐ県議候補=現=(南2区、川口市、定数7)は、昨年の竜巻被害で県独自の被災者支援制度をつくるよう知事に迫り、実現させるなど、「県民の要求と道理があれば、必ず政治を動かすことができる」と強調。「県民の命と暮らしを守る県政実現のために、再選へみなさんと力を合わせてたたかいぬきます」と訴えました。

伊藤岳参院埼玉選挙区候補、おくだ智子県議・衆院埼玉2区候補、7人の川口市議候補があいさつしました。

市内から参加した男性(22)は「憲法の問題など、共産党は正しいことを言っている。えらい人たちは戦争には行かないと思う。議席を増やして質問時間も増やし、住民の声を届けるためにがんばってほしい」と話しました。

 

衆院選埼玉2区 おくだ氏が決意

22日、埼玉県川口市で開かれた演説会で、日本共産党は次期衆院選埼玉2区に、おくだ智子県議=新=を擁立すると発表しました。

演説会でおくだ氏は、県民との対話のなかで「安倍政権はひどすぎる」との声が出され、安倍政権の暴走ストップは県民の共通の思いだと強調。「安倍政権と真っ向から対決できるのは、日本共産党ただ一つです。総選挙では安倍政権打倒の先頭に立ってがんばります」と決意を語りました。(赤旗2014年9月23日付より)

雇用・子育て対策など訴え 来年度予算要望へ民主団体と懇談/党埼玉県委と県議団

各団体と懇談する、大門議員(立つ人)や村岡県議(その右隣)、伊藤参院候補(同左)ら=2014年9月18日、さいたま市

各団体と懇談する、大門議員(立つ人)や村岡県議(その右隣)、伊藤参院候補(同左)ら=2014年9月18日、さいたま市

日本共産党埼玉県委員会と県議団は18日、国や県に対する来年度予算要望に向けて、県内民主団体と懇談しました。塩川鉄也衆院議員と大門実紀史参院議員、柳下礼子、村岡正嗣、奥田智子の3県議、伊藤岳県民運動委員長(参院埼玉選挙区候補)らが出席しました。

労働組合や福祉、医療、教育、平和、女性など各分野の団体の代表が参加。埼労連は、貧困や格差の拡大を食い止めるために雇用や賃金の改善が必要と訴えました。自治体でも低賃金の非正規雇用が増えており、最低賃金の引き上げに伴い、時給が最賃以下になる自治体が13市町村あると指摘し、是正を求めていくと語りました。

教職員組合は、障害児学校の雨漏りが放置され生徒の安全が守られていないなど、劣悪な教育環境の是正を求めました。新日本婦人の会は、自民党県議などによる教育への介入を許さない運動を訴えました。

保育団体は来年度実施の「子ども・子育て支援制度」への対策、障害者団体は不足している入所施設の増設など、課題や要望を語りました。

国会議員や県議がそれぞれあいさつし、大門議員は「国会論戦と現場のたたかいが連携し、集団的自衛権や格差の広がりの問題など安倍政権を追及していく。来年のいっせい地方選挙で勝利し、安倍内閣を退陣に追い込む」と語りました。(赤旗2014年9月19日付より)