自共対決へベストチーム 埼玉15小選挙区候補を発表

総選挙勝利へ意気込みを語る(左から)荻原、塩川、梅村の各氏と小選挙区候補=2014年11月19日、埼玉県庁記者クラブ

総選挙勝利へ意気込みを語る(左から)荻原、塩川、梅村の各氏と小選挙区候補=2014年11月19日、埼玉県庁記者クラブ

埼玉県内15小選挙区すべてに候補者を擁立した日本共産党県委員会は県庁内で記者会見。

荻原初男県委員長は「安倍内閣と国民との矛盾が深まり、国民と共産党の運動が追い詰めた結果の解散です。総選挙の様相は自共対決。候補者はそれにふさわしいベストチームです」と語りました。

塩川鉄也、梅村さえこ両衆院比例北関東ブロック候補も同席し、塩川氏は、消費税増税の中止や格差を拡大した「アベノミクス」の撤回、「戦争する国づくり」のストップ、原発ゼロの社会実現などを訴えていくと述べ、「北関東では比例で2議席以上を確保し、小選挙区でも議席に挑戦するたたかいをしたい」と語りました。

梅村氏は、北関東ブロックは安倍内閣の「政治とカネ」問題の発祥地だと述べ「政党助成金を廃止し、『政治とカネ』問題に決着をつける」と語りました。(赤旗2014年11月20日付より)

 

日本共産党 衆院選埼玉小選挙区候補

日本共産党埼玉県委員会は19日、次期衆院選の小選挙区候補15人を発表しました。

■埼玉1区
松村としお(40)=新=
党県委員、党さいたま地区常任委員

■埼玉2区
おくだ智子(45)=新=
党南部地区委員、元鳩ヶ谷市議4期、埼玉県議1期

■埼玉3区
宮川まさゆき(39)=新=
党東部南地区常任委員、元越谷市議1期

■埼玉4区
桜井はる子(58)=新=
党県委員、党西部東地区常任委員、元志木市議4期

■埼玉5区
山本ゆう子(62)=新=
党5区くらし・教育相談室長

■埼玉6区
戸口佐一(64)=新=
党中部地区常任委員

■埼玉7区
長沼ちね(64)=新=
党県委員、党西部地区委員長

■埼玉8区
辻もとみ(43)=新=
党県委員、党西南地区委員長

■埼玉9区
広森すみ子(66)=新=
党西南地区委員、党狭山市委員長、狭山市議8期

■埼玉10区
石井ゆういち(63)=新=
党西部地区委員、党東松山市委員長

■埼玉11区
柴岡ゆうま(30)=新=
党准中央委員、党県委員、党北部地区委員長

■埼玉12区
鈴木ちか子(59)=新=
党県委員、党東部北地区副委員長、元北川辺町議5期

■埼玉13区
秋山文和(67)=新=
党東部北地区常任委員、党春日部市委員長、元春日部市議8期

■埼玉14区
苗村みつお(58)=新=
党県委員

■埼玉15区
田村つとむ(66)=新=
党県委員

 

※8区辻候補の漢字は、しんにょうの点1つが正しい表記です。

消費税増税ストップ 集団的自衛権行使反対/党埼玉県委 国会へ署名

塩川衆院議員(右から3人目)に署名を手渡す梅村衆院比例候補(同2人目)と埼玉の衆院小選挙区候補(左3人)、伊藤氏(右端)=2014年11月18日、衆院第2議員会館

塩川衆院議員(右から3人目)に署名を手渡す梅村衆院比例候補(同2人目)と埼玉の衆院小選挙区候補(左3人)、伊藤氏(右端)=2014年11月18日、衆院第2議員会館

日本共産党埼玉県委員会は18日、衆院第2議員会館で、「消費税増税ストップ」「集団的自衛権の行使反対」の署名を、塩川鉄也衆院議員(衆院北関東ブロック比例候補)に手渡しました。梅村さえこ同比例候補や衆院小選挙区候補、来年のいっせい地方選候補、伊藤岳参院埼玉選挙区候補らが参加しました。

「消費税」の署名は1万2243人分、「集団的自衛権」の署名は5620人分です。

署名を受け取り、あいさつした塩川氏は、安倍内閣が消費税10%増税の先送りを表明したことについて「増税中止を求めるみなさんの運動の成果です。たたかいが安倍内閣を追い込んだのであり、たたかいを広げるような総選挙の結果にしよう」と語りました。

塩川氏は、景気悪化の原因が消費税8%増税などの「安倍失政」によるものだと指摘。それに加えて、原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)推進などへの批判を恐れての解散・総選挙だと述べ、「これらを実施させないためにも総選挙でノーの審判を下そう」と訴えました。

梅村氏は「いったん決めた増税を先送りさせたということは、消費税反対の運動の中でも画期的なことです。運動で培った思いをぶつけて勝利をもぎ取りたい」と力を込めました。(赤旗2014年11月19日付より)

【深谷市】安倍暴走ストップ この街から流れを

声援を受ける塩川氏と伊藤氏、いっせい地方選候補=2014年10月19日、深谷市

声援を受ける塩川氏と伊藤氏、いっせい地方選候補=2014年10月19日、深谷市

日本共産党北部地区委員会は19日、深谷市内で演説会を開きました。塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区候補、いっせい地方選候補の訴えに、会場からは大きな拍手が起こりました。

塩川氏は、国会の情勢を報告するとともに、2月の大雪被害で共産党の地方議員が先頭に立って被災者支援に取り組み、国会議員、県議と連携して支援制度の改善などに取り組んできた実績を強調。「いっせい地方選で何としても勝利し、安倍暴走政治にストップをかける国民的な大運動を大きく広げていきましょう」「共産党の躍進で住民が主人公の地方政治をつくりましょう」などと呼びかけました。

地方議員選挙に挑む、熊谷市の大山みちこ、桜井くるみ=以上現=▽深谷市の清水おさむ=現=、鈴木三男=元=、佐久間奈々=新=▽寄居町の、たもがみ節子=現=▽神川町の川浦まさ子=新=の7候補が決意を表明しました。

このうち、新人の佐久間氏は、保育士として働いてきた経験を語り「子どもを戦争に送るようなことは絶対に許せない。安倍政権打倒の流れを、深谷からつくっていきます」と主張し、同じく新人の川浦氏は「人の心に寄り添い、人権を尊重し、住みよい神川町をつくるために全力でがんばります」と訴えました。(赤旗2014年10月21日付より)