戦争法廃止へ全力/塩川・梅村氏 さいたま

安倍内閣に代わる政権をと訴える、(右から)梅村、塩川両衆院議員と、おくだ参院比例候補=2015年9月19日、さいたま市

安倍内閣に代わる政権をと訴える、(右から)梅村、塩川両衆院議員と、おくだ参院比例候補=2015年9月19日、さいたま市

参院比例候補おくだ氏も

日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員と、おくだ智子参院比例候補は19日、さいたま市のJR浦和駅前に立ち、戦争法の強行採決に断固抗議し、「廃止に全力を挙げる」と強調しました。

その中で塩川氏は「戦争法が強行されても国民の広範なたたかいは収まるものではありません。戦争法を廃止するために安倍内閣に代わる政権をつくろうではありませんか。戦争法廃止の一点で政党、団体、個人が力を合わせ、国民連合政府をつくることを呼びかけます」と訴えました。

演説に市民が拍手や手を振って応え、上尾市の女性(53)は「国民の運動の力で、野党が強行採決反対で協力する状況をつくり出したと思います。政権を取るためには野党が結束してほしい」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年9月21日付より)

署名1万8千超提出 党埼玉県委が国会議員に

(右3人目から)塩川、紙、梅村の各議員に署名を手渡す(右端から)前原、金子両県議と(左端から)伊藤、おくだ両氏=2015年9月3日、衆院第2議員会館

(右3人目から)塩川、紙、梅村の各議員に署名を手渡す(右端から)前原、金子両県議と(左端から)伊藤、おくだ両氏=2015年9月3日、衆院第2議員会館

日本共産党埼玉県委員会は3日、衆院第2議員会館で、戦争法案に反対する署名1万8106人分を、紙智子参院議員と塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員に手渡しました。埼玉県委員会の署名は6月の提出分と合わせ、4万人分を超えました。

おくだ智子参院比例候補や伊藤岳参院埼玉選挙区候補、金子正江、前原かづえ両県議、県内各地区委員会の党員が参加し、宣伝や署名などの取り組みを交流。おくだ氏は「戦争法案反対の世論がどんどん高まっていることを実感しています。(安倍自公政権と国民との)せめぎあいに勝つために頑張り抜きます」と語りました。

3人の国会議員が情勢報告し、紙議員が8月30日の国会包囲行動や全国総行動が政権にショックを与え、国会審議でもまともに答弁できない状況で、採決を強行できない状態に追い込まれていると指摘し「廃案にするため、これからのたたかいが重要です」と述べました。

(しんぶん赤旗2015年9月4日付より)

響き合う 平和の訴え/終戦記念日 戦争法案廃案を

「戦争する国にさせない」と訴える(左から)梅村、おくだ、伊藤の各氏=2015年8月15日、さいたま市

「戦争する国にさせない」と訴える(左から)梅村、おくだ、伊藤の各氏=2015年8月15日、さいたま市

 

梅村衆院議員、おくだ参院比例候補、伊藤参院選挙区候補

埼玉県委員会は15日、JRの川口(川口市)、浦和、大宮(さいたま市)の各駅前で街頭演説を行いました。

梅村さえこ衆院議員は、14日に発表された「安倍談話」を「欺瞞(ぎまん)に満ちたもの」と批判し、「歴史の教訓に学ぶなら、侵略戦争の誤りに真摯(しんし)に向き合い、再び戦争を行わないという決意を世界に広げるべきです」と指摘。「憲法9条の、二度と戦争はしない、武器は持たないという決意を戦後70年のこの日に改めて表明し、戦争法案ストップに全力をあげます」と語りました。

おくだ智子参院比例候補は「安倍首相は、侵略戦争の誤りを認めないからこそ、憲法9条を踏みにじり、『戦争する国づくり』に夢中になっています。戦争法案反対の声をもっと広げ、廃案に追い込みます」と力を込めました。

伊藤岳参院埼玉選挙区候補は「安倍首相の独裁政治を許さないために国民のみなさんと力を合わせてたたかいます」と語りました。

川口駅前で宣伝に足を止めた男性(78)は「安倍首相は、本音では侵略したと思っていない。こういう人を総理大臣にしてはいけない」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年8月18日付より)

埼玉県知事選告示 8月9日投票/“戦争法案反対”託せる知事を 浦和駅前 柴田候補第一声に声援

23日告示(8月9日投票)された埼玉県知事選。さいたま市のJR浦和駅東口で行われた「民主県政の会」の柴田やすひこ候補(62)の第一声には、駅前をいっぱいにする聴衆が集まり、「戦争法案が一番の争点だ」との訴えに「そうだ」「頑張れ」などの声援と拍手が送られました。

声援に応える柴田候補(右)と梅村衆院議員=2015年7月23日、さいたま市

声援に応える柴田候補(右)と梅村衆院議員=2015年7月23日、さいたま市

柴田氏は「『戦争法案ノー』の全国の思いがかかった選挙だ」と訴え、必勝の決意を語りました。

応援のマイクを握った元済生会栗橋病院院長補佐の本田宏医師は「戦争法案が通ったら確実に医療費や教育予算は削られる」と語り、同じく応援に立った青年や子育て中の母親からも「戦争法案に反対できない知事は失格」「平和の願いを託せるのは柴田さんだけ」と、柴田候補への期待を述べました。

応援に駆けつけた日本共産党の梅村さえこ衆院議員は「戦後70年、平和を守る声を広げていくためにも、必ず柴田さんを当選させましょう」と訴えました。志位和夫委員長の「柴田やすひこ候補とともに戦争法案を断じて許さない県民の声を大きく広げよう」とのメッセージが紹介されました。

共産党県議団の5人全員が柴田氏と並んで立ち、柳下礼子団長があいさつしました。

 

戦争法案言及なし
現職の上田氏 自民の塚田氏

埼玉県知事選で、現職の上田清司候補(67)と、自民党県連推薦の塚田佳祐候補(58)は23日の告示日第一声で、戦争法案について一言も言及しませんでした。

浦和駅西口で第一声をあげた上田氏は、圏央道の整備など大型開発の推進に意欲を表明。医療費無料化の対象年齢が近隣都県よりも低い現状があるにもかかわらず、「何でもかんでも病院に行かないようにしたい」と述べ、受診抑制を強める診療体制の見直しを主張しました。

憲法9条の書き換えを持論とする上田氏ですが、安倍自公政権が成立に固執する憲法違反の戦争法案については一言も触れませんでした。

大宮駅東口で第一声をあげた塚田氏は、県の有効求人倍率や医師数が全国最下位まで転落したことを取り上げて、上田知事批判を展開する一方、県政与党として上田県政を支えてきた責任は不問に付しました。

(しんぶん赤旗2015年7月24日付より)

戦争法案反対の行動広げに広げ/共産党国会議員、街頭へ/さいたま 塩川さん、梅村さん

セイン総法案の強行採決に抗議する(左から)おくだ、梅村、塩川、、伊藤の各氏=2015年7月16日、さいたま市

戦争法案の強行採決に抗議する(左から)おくだ、梅村、塩川、、伊藤の各氏=2015年7月16日、さいたま市

衆院本会議で戦争法案が強行採決された16日、日本共産党埼玉県委員会は断固抗議し廃案に追い込もうと、さいたま市のJR浦和駅西口で緊急街頭宣伝をしました。

国会から、塩川鉄也、梅村さえこの両衆院議員が駆けつけて国会情勢を報告し、おくだ智子参院比例、伊藤岳参院埼玉選挙区の両候補も訴えました。

梅村氏は「与党は100時間審議をしたというが、いくつもの法案をまとめたものであり、法案一つあたりではまだ10時間ほど。こんな暴挙は許されません」と強調。塩川氏は、強行採決は安倍内閣と自民、公明与党が追い詰められての暴挙だと指摘。「参議院で自民党の議席は過半数に届かず、民意を無視した強行はできません。引き続き、安倍内閣を追い詰めていく国民的共同を大きく広げ、必ず廃案を勝ちとりましょう」と呼びかけました。

宣伝中に呼びかけた署名には通行人が次々と応じ、30分ほどで61人分が集まりました。訴える4氏に「頑張れ」と声をかけていく人もいました。

署名に応じた所沢市の中学2年生の男子は「政府が決めた憲法9条を政府が勝手に解釈を変えていいのかと思う。国民が理解していないのに採決するのはおかしい」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年7月17日付より)