憲法守って明るい未来 党県委が宣伝

憲法記念日の3日、「憲法を守れ」「解釈改憲での集団的自衛権行使容認反対」などと訴える宣伝や集会・デモが首都圏各地で取り組まれました。

日本共産党埼玉県委員会は、川口、浦和、大宮、のJR各駅で宣伝と街頭演説をしました。塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区候補、村岡正嗣、奥田智子両県議はじめ、県議候補、さいたま、川口の各市議、市議候補が訴えました。

伊藤氏は、4月からの消費税増税は憲法25条が保障する生存権を脅かしていると指摘し「憲法を脅かす安倍政権の暴走と対決し、みなさんと共同して憲法を守ります」と訴えました。

塩川氏は、安倍政権が狙う集団的自衛権行使容認は、海外で戦争できる国づくりをめざすものだと指摘。憲法は権力の横暴を国民主権の立場で縛るためのものだと述べ「『立憲主義を守れ』という国民的共同を、さらに広げていきましょう」と呼びかけました。

浦和駅で、集団的自衛権行使容認に反対する署名に応じた男性(68)は「容認すれば外国で人を殺してもいいということになる」と話しました。(赤旗2014年5月8日付より)

 

【動画】塩川鉄也 衆院議員の訴え

【動画】伊藤岳 参院埼玉選挙区候補の訴え

【動画】埼玉県中央メーデー集会であいさつする塩川鉄也衆院議員(2014/5/1)


塩川鉄也衆院議員は、さいたま市で開かれた埼玉県中央メーデーに参加しました。
集団的自衛権行使容認などの改憲策動や、教育やメディアへの介入を強めている安倍政権­を批判し、「戦前の軍国主義の『亡霊』を復活させるようなものだ。安倍『亡霊』政治は­許さないという国民多数の声をあげ、国民の声が生きる政治へ転換しよう」と訴えました­。

埼玉県中央メーデー 賃上げを 改憲・雇用破壊ノー

県庁まででも行進する参加者。右2人目は塩川衆院議員=2014年5月1日、さいたま市

県庁まででも行進する参加者。右2人目は塩川衆院議員=2014年5月1日、さいたま市

さいたま市の北浦和公園で行われた埼玉県中央メーデーには1800人が参加し、全労働者の賃上げやブラック企業根絶、労働法制の改悪反対などの要求を掲げ、県庁までデモ行進しました。

集会で柴田泰彦実行委員長は、派遣法改悪や残業代ゼロを狙う安倍政権を批判し「来年のいっせい地方選でこれらの暴走にノーを突きつけ、幅広い人と手をつなぎ、大きな運動をつくっていこう」とあいさつしました。

頼高英雄蕨市長、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、埼玉弁護士会の大倉浩会長らが来賓あいさつし、大倉氏は「憲法の理念を無視する今の政府には強く反対していく」と訴えました。上田清司知事らがメッセージを寄せました。

仕事が休みで見にきたと話す市内の男性(33)は「消費税増税の影響が仕事に出ていて大変」と語りました。

市内の法律事務所に勤める女性(25)は「パワハラやセクハラ、不当解雇の相談が多く寄せられています。弱い立場に置かれた働く人を守る社会をつくりたい」と話しました。

 

塩川衆院議員が参加

あいさつする塩川衆院議員=2014年5月1日、さいたま市

あいさつする塩川衆院議員=2014年5月1日、さいたま市

塩川鉄也衆院議員は、さいたま市で開かれた埼玉県中央メーデーに参加しました。

集団的自衛権行使容認など改憲策動や、教育やメディアへの介入も強めているを進める安倍政権を批判し、「戦前の軍国主義の『亡霊』を復活させるようなものだ。安倍『亡霊』政治は許さないという国民多数の声をあげ、国民の声が生きる政治へ転換しよう」と訴えました。

参加した女性(50)は「最近どんどん戦前に戻っているのではと母と話している。憲法は守ってほしい」と話しました。(赤旗2014年5月2日付より)