安倍暴走 地方からストップ/年頭から宣伝

訴える塩川議員(左から3人目)と柳下県議(その右隣)、市議団=2015年1月3日、所沢市

訴える塩川議員(左から3人目)と柳下県議(その右隣)、市議団=2015年1月3日、所沢市

塩川鉄也衆院議員は3日、埼玉県所沢市の西武線所沢駅前で柳下礼子県議、党市議団と街頭演説を行いました。

塩川氏は、衆議院での議席増を力に公約実現と、いっせい地方選挙勝利に全力をあげると強調。「戦後70年の今年、『海外で戦争する国づくり』の狙いに待ったをかけ、歴史の偽造を許さない取り組みを進めます」と訴えました。

柳下氏は「安倍暴走政治に地方からストップをかけるために、県議会では、全常任委員会に議員を送り、議案提案権を持つことのできる8議席以上をめざします」と語りました。(赤旗2015年1月6日付より)

埼玉県議選に秋山氏擁立 東7区春日部市

日本共産党埼玉東部北地区委員会は26日、来年4月の埼玉県議選東7区に元春日部市議の秋山文和氏を擁立すると発表しました。

◇東7区(春日部市、定数3)

秋山文和(67)=新=

2014年4月まで春日部市議8期31年。05年市長選、14年衆院選埼玉13区に立候補。現在、党市委員長、党地区常任委員

 

暮らしまもる議席を
埼玉県議選 秋山氏が決意

決意を語る秋山氏=2014年12月26日、春日部市

決意を語る秋山氏=2014年12月26日、春日部市

来年4月の埼玉県議選東7区(春日部市、定数3)に立候補を表明した日本共産党の秋山文和氏(67)=新=は26日の記者会見で、県民の暮らし・福祉・平和を守る議席を勝ち取る決意を語りました。

県政について「国の悪政そのままに福祉切り捨て、教育現場への政治介入を行っている」と指摘し、自民党型の政治をただす共産党の議席が伸びる必要性を強調しました。

人口当たりの医師・看護師数が全国最低水準の埼玉県の医療体制を克服し、市立病院を支援・充実させることや、農業振興などによる市の活性化、春日部駅の橋上化による東西自由通路整備を掲げました。

秋山氏は今月の衆院選で埼玉13区(春日部市など)に立候補し、健闘。県議選の勝利へ「可能性が開けてきた」と、2003年以降失っている同区の共産党の県議奪還へ意気込みを語りました。

秋山氏の擁立で、共産党の立候補者数は総定数93(1減)に対して10人(現2、新8)になります。(赤旗2014年12月27日付より)

【ふじみ野市】原発ゼロ 声あげ続ける ふじみ野市で市民集会

集会後、パレードする参加者=2014年12月21日、ふじみ野市

集会後、パレードする参加者=2014年12月21日、ふじみ野市

第9回さよなら原発ふじみ野市民集会が21日、埼玉県ふじみ野市の東武線上福岡駅前ココネ広場で開かれ、約80人が参加しました。

実行委員会を代表してあいさつした橋爪文子さんは「原発のために私たちの命の尊厳が損なわれたり、なりわいや暮らしが脅かされたりする必要はありません。原発ゼロの声をあげ続けていきましょう」と呼びかけました。

参加者はリレートークで「11月に(福島県)楢葉町に行ってきた。仮設住宅暮らしの方から、原発には賛成しないでほしいといわれた」「3.11以降、自分がやれることは何かと考え、写真展や絵画展をやりながら情報を発信してきた」など、思いや取り組みを交流しました。

集会後、参加者は「原発ゼロ」の思いを書いたプラカードを持ち、太鼓やタンバリンを鳴らしながらにぎやかにパレード。年末の冬空に元気な声が響き、「子どもを守れ」のコールに駆け寄ってくる子どもや、沿道から手を振る人もいました。(赤旗2014年12月26日付より)

女性の願い生きる政治 埼玉女性後援会が総会

あいさつしする梅村衆院議員。その左が広井副委員長、右が柳下県議=2014年12月23日、さいたま市

あいさつする梅村衆院議員。その左が広井副委員長、右が柳下県議=2014年12月23日、さいたま市

埼玉県日本共産党女性後援会は23日、さいたま市内で総会と学習交流会を開き、約100人が参加しました。総選挙で躍進をつくり出した取り組みを交流しながら、来春のいっせい地方選でも勝利し、女性の願いが生きる政治を実現しようと決意を固めました。

梅村早江子衆院議員があいさつし「みなさんの奮闘で勝ち取った北関東の2議席です。憲法9条が輝き、女性が本当の意味で輝く社会へ全力をあげます」と語りました。

県議候補、さいたま市議候補らが紹介され、あいさつした柳下礼子県議は、自民党が多数を占める県議会で教育介入や福祉・医療・介護の改悪が進められていると指摘し、「共産党の8議席以上獲得を」と訴えました。

党女性委員会責任者の広井暢子副委員長が講演。総選挙の結果と躍進をきりひらいてきた全党の“政治力”の発揮を紹介し、いっせい地方選でのさらなる奮闘を呼びかけました。

安倍政権の「女性の活躍」に対案を示してきた「女性政策」の特徴を説明。新たな自共対決の情勢の中で、女性分野での共同を発展させ、日本社会に男女平等のまともなルールをつくろうと訴えました。女性の政治参加が総選挙での焦点の一つとなり、女性の立候補、当選者比率で最多の日本共産党が注目されているが、地方議員や地区・支部で活動を担っている女性党員、それを可能とする党綱領や理念、民主主義が貫かれている党組織のあり方を語りました。(赤旗2014年12月26日付より)

国際自転車競技大会 巨額の予算を批判 守谷市議/さいたま市議会

守谷千津子市議

守谷千津子市議

さいたま市議会12月定例会は19日、56件の市長提出議案を可決・同意して閉会しました。

日本共産党は、一般会計補正予算案など3件に反対しました。

討論に立った守谷千津子市議は、補正予算に昨年、大幅な赤字となり市の補助金で賄った国際自転車競技大会「さいたまクリテリウム」の来年度開催を前提とした債務負担が含まれていると指摘。「たった1日の4時間程度の大会のために巨額の予算を投入したことには市民から厳しい批判の声がある」として「今年度の大会についての総括や検証も行われず、来年度開催の決定過程もあいまいなままで、開催を前提とした予算が組まれるのは認められない」と主張しました。

市立大宮北、浦和の両高校のクラス数を増やす予算が含まれていることについて、市立大宮西高校が中高一貫の「中等教育学校」に移行することに伴う生徒募集停止を前提にしたものだとして、「生徒や保護者の納得と合意を得ずに現行計画を進めることは認められない」と述べました。

共産党が採択を求めた、消費税増税中止や1万8000人分を超える署名を添えて提出された30人学級実現を求める請願は、自民、公明、民主、改革フォーラムなどの反対で不採択とされました。(赤旗2014年12月23日付より)