第9回さよなら原発ふじみ野市民集会が21日、埼玉県ふじみ野市の東武線上福岡駅前ココネ広場で開かれ、約80人が参加しました。
実行委員会を代表してあいさつした橋爪文子さんは「原発のために私たちの命の尊厳が損なわれたり、なりわいや暮らしが脅かされたりする必要はありません。原発ゼロの声をあげ続けていきましょう」と呼びかけました。
参加者はリレートークで「11月に(福島県)楢葉町に行ってきた。仮設住宅暮らしの方から、原発には賛成しないでほしいといわれた」「3.11以降、自分がやれることは何かと考え、写真展や絵画展をやりながら情報を発信してきた」など、思いや取り組みを交流しました。
集会後、参加者は「原発ゼロ」の思いを書いたプラカードを持ち、太鼓やタンバリンを鳴らしながらにぎやかにパレード。年末の冬空に元気な声が響き、「子どもを守れ」のコールに駆け寄ってくる子どもや、沿道から手を振る人もいました。(赤旗2014年12月26日付より)