【ふじみ野市】原発ゼロ 声あげ続ける ふじみ野市で市民集会

集会後、パレードする参加者=2014年12月21日、ふじみ野市

集会後、パレードする参加者=2014年12月21日、ふじみ野市

第9回さよなら原発ふじみ野市民集会が21日、埼玉県ふじみ野市の東武線上福岡駅前ココネ広場で開かれ、約80人が参加しました。

実行委員会を代表してあいさつした橋爪文子さんは「原発のために私たちの命の尊厳が損なわれたり、なりわいや暮らしが脅かされたりする必要はありません。原発ゼロの声をあげ続けていきましょう」と呼びかけました。

参加者はリレートークで「11月に(福島県)楢葉町に行ってきた。仮設住宅暮らしの方から、原発には賛成しないでほしいといわれた」「3.11以降、自分がやれることは何かと考え、写真展や絵画展をやりながら情報を発信してきた」など、思いや取り組みを交流しました。

集会後、参加者は「原発ゼロ」の思いを書いたプラカードを持ち、太鼓やタンバリンを鳴らしながらにぎやかにパレード。年末の冬空に元気な声が響き、「子どもを守れ」のコールに駆け寄ってくる子どもや、沿道から手を振る人もいました。(赤旗2014年12月26日付より)

【川口市】思い思いに再稼働反対

「原発再稼働反対」などと唱和してデモ行進する参加者=2014年10月26日、川口市

「原発再稼働反対」などと唱和してデモ行進する参加者=2014年10月26日、川口市

埼玉県川口市で26日、「原発さよならデモ@川口」が行われ、120人が参加しました。ツイッターなどで呼びかけ合った市民が、ほぼ毎月1回、県内各地で行っているデモです。

デモは、JR川口駅前を出て、駅前の商店街や住宅街のそばを通り、出発地点に戻るコース。参加者は、思い思いのプラカードや横断幕を掲げて「原発再稼働反対」などと唱和しました。

原発の是非を問う住民投票を実施する条例の制定を県に求める署名も呼びかけました。

ハロウィーンの衣装を着て行進した前田拓志さん(35)=川口市、会計事務所職員=は「原発を動かさなくてもやっていけています。(原発が生み出す)利益と子どもたちの未来をてんびんにかけたなら、原発を止める方に努力すべきです」と話しました。

日本共産党の村岡正嗣、奥田智子両県議と伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加し、デモ前の交流で村岡氏は「国民は原発を望んでいない。原発をなくすまで声をあげ続ける」と語りました。(赤旗2014年10月31日付より)

「原発いらない」熊谷から熱い声/市民がデモ

「原発いらない」と声を上げる参加者=2014年8月24日、熊谷市

「原発いらない」と声を上げる参加者=2014年8月24日、熊谷市

埼玉県熊谷市で24日、「原発いやだ!熊谷の会」と「原発さよならデモ@埼玉」が共催し「原発さよなら!@熊谷デモ」を行い約90人が参加しました。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。

デモに先立ち、JR熊谷駅前でマイクを握った「熊谷の会」の鈴木夕子さん(40)は「原発事故を風化させるわけにはいかないという思いで、人数が少なくても毎月市内を歩いてアピールしている。熊谷のみなさん一緒に歩きましょう」と呼びかけました。

「暑い熊谷から『原発いらない』の熱い声をあげよう」と出発した参加者は、子どもを連れた父母らを先頭に、市内を約1時間パレード。「熊谷うちわ祭」にちなんで、うちわにそれぞれの「原発ゼロ」の思いを書いてアピールしました。

沿道から一緒にコールする人や、「その通り!」と激励する人もいました。

3歳の息子を連れて、市内から参加した女性(31)は「デモに参加するのは初めて。やっぱり子どもが一番心配で、原発の危険さをもっと多くの人に知らせたい」と話しました。(赤旗2014年8月26日付より)

【所沢市】さよなら原発の集い/ロックバンド演奏 放射線対策など交流

埼玉県所沢市の中央公民館で17日、「さよなら原発音楽と交流の集い」が開かれ、120人が参加しました。市民団体「さよなら原発in所沢」が主催したもの。

ロックバンド「ブルーベルベッツ」の演奏や「制服向上委員会」のコンサートを交えながら、放射線対策、自然エネルギー普及などの取り組みを交流しました。

3組の市民グループが報告しました。福島の子どもや保護者を埼玉に招き、短期保養プログラムを実施している「こども未来へのかけはしin所沢」の井浦研造さんは、被災者とつながり、支援を継続することが大事だと訴え、保養の受け入れを各地で行うことを呼びかけました。

放射線測定を行う「とこらぼ」の上石しょう子さんと正明さんは、食材測定や公園の定点観測などの取り組みを紹介し、「現状を明らかにすることが、子どもの健康リスクを減らすことにつながる」と語りました。

所沢自然エネルギー普及研究所の森斌(たけし)さんは、家庭に設置された太陽光発電パネルや広い土地を活用したメガソーラー発電など市内の自然エネルギー発電の現状を報告しました。

原発の是非を問う県民投票実施を求める活動や国・東電に対し福島の避難者の損害賠償を求める訴訟の取り組みも報告されました。(赤旗2014年8月20日付より)

さよなら原発パレード 埼玉・所沢で200人参加

「原発いらない」と声を上げる参加者と塩川(前列右)、柳下(その左)の両氏=2014年6月21日、所沢市

「原発いらない」と声を上げる参加者と塩川(前列右)、柳下(その左)の両氏=2014年6月21日、所沢市

埼玉県の「さよなら原発in所沢」と「原発さよならデモ@埼玉」は21日、所沢市でさよなら原発パレードを共催し、約200人が参加しました。「@埼玉」は2011年9月に同市で1回目のデモを行い、今回で29回目です。

西武線所沢駅に集まった参加者は「原発いらない」と声を上げながら市内を約1時間パレード。沿道から手を振る人やバスの中から声援を送る子どもなどがいました。

パレード後の集会で、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が発言。大飯原発の差し止めを求めた訴訟での福井地裁の判決を紹介し「再稼働も輸出も許さない、原発ゼロ実現のために一緒にがんばります」と訴えました。伊藤岳参院埼玉選挙区候補、柳下礼子県議も参加しました。(赤旗2014年6月26日付より)