【さいたま市中央区】市議団11人実現 山崎候補が訴え

いっせい地方選勝利へ決意を語った(左から)山崎市議、紙参院議員=2014年5月25日、さいたま市

いっせい地方選勝利へ決意を語った(左から)山崎市議、紙参院議員=2014年5月25日、さいたま市

さいたま市の日本共産党中央区委員会と同区後援会は5月25日、市内で演説会を開き、来年いっせい地方選挙で同区(定数5)から立候補する山崎あきら候補が決意を語りました。

山崎氏は「市長は『都市間競争に勝ち抜く』といって企業誘致やイベントに多額の税金を投じる一方で、下水道料金大幅値上げなど市民負担増や福祉・サービスの切り捨てを行っている」と指摘。

予算組み替え提案など建設的対案を示し、市民目線で奮闘する党市議団の役割を強調し「11人の市議団を実現するために、何としても中央区で勝ち抜く」と訴えました。

紙智子参院議員が講演。消費税増税や集団的自衛権の行使容認など安倍政権の暴走について「一つひとつが国民と激突し、政党の中で対決できるのは共産党だけです」と語りました。

この間の地方選挙での共産党の前進に触れ、政党間の力関係の変化を攻勢的にとらえているところで躍進していると指摘して「市議団長の山崎さんのかけがえのない議席。みなさんの力で勝利しよう」と訴えました。(赤旗2014年6月3日付より)

派遣法改悪反対・ブラック企業規制 共産党がさいたま市と懇談

日本共産党さいたま市議団(山崎あきら団長、7人)は16日、県議・市議候補とともに市の人事部長、経済部長と労働者派遣法改悪の問題で懇談しました。

市の担当者(手前)に党のアピールを紹介する山崎市議団長(右側手前)ら=2014年5月16日、さいたま市役所

市の担当者(手前)に党のアピールを紹介する山崎市議団長(右側手前)ら=2014年5月16日、さいたま市役所

山崎団長が共産党のアピール「労働者派遣法の大改悪に反対する共同を呼びかけます」を紹介。若者を使いつぶすブラック企業が重大な問題となり、働く喜びを奪っているなかで、労働者派遣法など労働法制の大改悪は「ブラック企業を規制するどころか、国が労働者使い捨てにお墨付きを与えるようなものだ」と述べました。そのうえで、誰もが安心して働き続けられる雇用のルール確立が必要だと訴えました。

松村としお市議候補は「労働者派遣法が改悪されれば、若者たちが不安定雇用で将来の見通しが立てられない状態が固定化し、市の財政や活力にも影響を与える問題だ」と話し、市としても積極的に反対の声を上げることを求めました。

市側は「情報を仕入れながら検討していきたい」と述べました。

懇談には、市議団と松村氏のほか、青柳しんじ県議候補、大木学市議候補が参加しました。(赤旗2014年5月23日付より)

教委の独立性守ろう 党さいたま市議団 市教育長と懇談

日本共産党さいたま市議団は16日、安倍政権が教育委員会制度を改悪していようとしている問題で、さいたま市の稲葉泰久教育長に懇談を申し入れ、意見を交わしました。懇談には、青柳しんじ県議候補や市議候補も同席しました。

日本共産党の提言「『教育委員会改悪法』に反対する国民的共同をよびかけます」を広げながら、加川よしみつ団幹事長が同法案について説明し、「法律は教育委員会を国と首長の支配下に置くものです」と指摘。教育委員会の独自性がゆがめられると述べました。

山崎あきら団長は「時の権力によって教育の中身が変えられてはならないというのが大原則です。政府の進める制度は危険を感じます」と話しました。(赤旗2014年5月21日付より)