【川口市】暴走政権追い込もう 紙議員迎え演説会

声援を受ける紙参院議員、伊藤参院選挙区候補、村岡、おくだの両県議ら=2014年9月21日、川口市

声援を受ける紙参院議員、伊藤参院選挙区候補、村岡、おくだの両県議ら=2014年9月21日、川口市

日本共産党埼玉南部地区委員会は21日、紙智子参院議員を迎え、川口市内で演説会を開きました。会場いっぱいの参加者が、紙氏の訴えに拍手と声援で応えました。

紙氏は、安倍政権が集団的自衛権の行使容認、沖縄の辺野古への新基地建設、環太平洋連携協定(TPP)推進など、暴走を続けるもとで、埼玉県政も県議会による教育への政治的介入など暴走していると指摘。「憲法を守り、悪政の防波堤となる、住民本位の県政・市政実現へいっせい地方選で勝利し、安倍暴走政治を追い込もう」と呼びかけました。

いっせい地方選勝利へ、決意表明した村岡まさつぐ県議候補=現=(南2区、川口市、定数7)は、昨年の竜巻被害で県独自の被災者支援制度をつくるよう知事に迫り、実現させるなど、「県民の要求と道理があれば、必ず政治を動かすことができる」と強調。「県民の命と暮らしを守る県政実現のために、再選へみなさんと力を合わせてたたかいぬきます」と訴えました。

伊藤岳参院埼玉選挙区候補、おくだ智子県議・衆院埼玉2区候補、7人の川口市議候補があいさつしました。

市内から参加した男性(22)は「憲法の問題など、共産党は正しいことを言っている。えらい人たちは戦争には行かないと思う。議席を増やして質問時間も増やし、住民の声を届けるためにがんばってほしい」と話しました。

 

衆院選埼玉2区 おくだ氏が決意

22日、埼玉県川口市で開かれた演説会で、日本共産党は次期衆院選埼玉2区に、おくだ智子県議=新=を擁立すると発表しました。

演説会でおくだ氏は、県民との対話のなかで「安倍政権はひどすぎる」との声が出され、安倍政権の暴走ストップは県民の共通の思いだと強調。「安倍政権と真っ向から対決できるのは、日本共産党ただ一つです。総選挙では安倍政権打倒の先頭に立ってがんばります」と決意を語りました。(赤旗2014年9月23日付より)

今年2月埼玉農家大雪被害 助成一刻も早く/共産党要請 農水省「今月中にも」

日本共産党埼玉県委員会と県議団は16日、今年2月の大雪被害農家の農業再建で農水省に要請しました。柳下礼子、村岡正嗣、奥田智子の各県議と熊谷、深谷、本庄各市の市議が参加し、紙智子参院議員と塩川鉄也衆院議員が同席しました。

速やかな農家再建支援を求める党県議・市議。右2人は紙、塩川議員=16日、衆院第2議員会館

速やかな農家再建支援求める党県議・市議。右2人は紙、塩川議員=2014年7月16日、衆院第2議員会館

参加者は、大雪で倒壊した農業用ハウスなどの撤去と再建にかかる費用の助成金を農家はいまだに受け取れていないと指摘し、一刻も早い助成金の支給を要請。また、申請の際に3社の見積もり取ることを原則としているが、1社でも認めていることを周知すること、リースの農業施設や小型のトンネルハウスも助成対象にすることなどを求めました。

応対した農水省の担当者は、助成金について「早いところでは今月中に支払いができるように手続きを進めている。県・市町村の判断で仮払いもできる」と回答。リース施設への助成について、ハウスが借りたものの場合は対象にならないが、借地でも自分で建てたハウスの場合は対象になると答えました。一方、トンネルハウスは消耗品扱いになり対象にならないと述べました。

村岡県議は「農家は撤去費用を請求されたりJAから生活費を借りたりしており、助成金が早く来ないと困ってしまう」と重ねて早期の支給を要求。農水省の担当者は「各県への予算配分を7月初旬から始めている。まもなく現場にお金が届く段取りになっている」と答えました。(赤旗2014年7月17日付より)