【川越市】県議議席奪還へ 市議選5氏必勝訴え決起集会

選挙勝利へ決意を語った本山県議候補(左端)と市議候補=2015年1月24日、川越市

選挙勝利へ決意を語った本山県議候補(左端)と市議候補=2015年1月24日、川越市

埼玉県川越市の日本共産党市委員会と後援会は24日、市内で、4月のいっせい地方選勝利に向けた決起集会を開きました。党は県議選(定数4)に市議5期20年の本山修一(66)候補=新=を立て、議席奪還をめざし、市議選(定数36)は川口ともこ(41)、かきた有一(41)、こんの英子(38)=以上現=、池浜あけみ(55)、長田まさき(31)=以上新=の5候補当選で1議席増をめざします。

安倍政権の暴走政治ストップへの決意を表明した本山氏は、国民健康保険税の引き下げや道路整備、渋滞対策の推進、中核市・川越市への県からの権限移譲に伴う財源の確保など公約を語り、共産党の躍進を訴えました。

各市議候補は、切実な市民要求の実現へ全力をあげる決意を表明。市民の負担軽減や子育て支援施策の充実などさまざまな提案、実現してきた市議団の実績を語り、「5議席になればさらに多くの提案ができる」と訴えました。

塩川鉄也衆院議員が講演し、県議選について、共産党県議団が2議席、3議席でも被災者支援対策を拡充させるなど大きな力を発揮したことや、議案提案権を持っていたときには、それを生かすことで中小企業振興基本条例の成立を導いたことを紹介。「本山さんを県議会に送り出すことで8議席以上の議員団を実現し、議案提案権の獲得を」と訴えました。(赤旗2015年1月28日付より)

埼玉県議選 2人区勝利へ奮闘

埼玉県政は上田清司知事の「オール与党」で、くらし・福祉を切り捨て、「戦争する国づくり」を押し付ける教育介入をしています。県政を変えるために、4月の県議選で議案提案権を持つ8人以上の共産党県議団を実現しようと、定数2の選挙区でも果敢に候補者を擁立し奮闘しています。


 

おかざき郁子県議候補=2015年1月11日、さいたま市

おかざき郁子県議候補=2015年1月11日、さいたま市

戸田市

市民の願いに応えようと現職市議が決意

 

戸田市区(定数2)では、4歳の子を持つ母親で市議の、おかざき郁子さん(44)が挑戦します。

「いま、戸田市には、税金徴収の功績をたたえた上田知事からの表彰状が掲げられています。戸田市は年間1千件もの差し押さえをおこない強硬な徴税をしています。県はそれを止めるどころか、もっとやれをあおっています。その一方で県議の海外派遣には2400万円も無駄遣い。県政はもっと住民の暮らしに目を向けるべきです」と話します。

おかざきさんは市議5期18年目で、任期を2年残しての立候補です。戸田市区では革新の県議の議席は36年間得られず、これまでも同市の党は県議選に挑戦してきましたが議席には届きませんでした。そのため“貴重な議席を失ってまで挑戦する意義はあるのか”という声もありました。「市でいっせいに行われている公共料金値上げに反対する運動を広げる上でも、市民に日本共産党の姿を示さなくては。県議選に挑戦して総選挙で寄せられた期待にこたえよう」と話し合いました。これを受けて、おかざきさんは「みなさんに市議として育てていただいた。今度は自分が体を張ってたたかうときがきたと思う」と決意しました。

戸田市区の現職県議は保守系無所属と自民党が占めています。今回、自民党が現職県議が引退を表明し、内部で候補者争いがおき、同党の陣営は分裂する見通しです。

「ある意味でチャンスです。戸田は若い、子育て中の世代が多い街です。同じ子育て世代であることを訴えながら、これまでつながりの薄かった無党派や保守の方々にもとびこんで支持を広げたい」と、おかざき候補は連日、朝晩、戸田市内の三つの駅頭に立って、市民に県議選への挑戦を報告し、支援を訴えています。

 


 

街頭で訴える青柳しんじ県議候補

街頭で訴える青柳しんじ県議候補

さいたま市見沼区

命と暮らし、憲法守る議席何としても

 

さいたま市見沼区では、定数2の県議選には青柳しんじ(67)=新=を、定数8の市議選には戸島よし子(64)=現=、とばめぐみ(55)=新=の両氏を立て、「県議奪還と市議の複数獲得」をめざしています。

県議会では、自民党を中心に、改憲を主張し、過去の侵略戦争を美化・肯定する勢力が多数を握っています。改憲右翼団体・日本会議の地方議員連盟に名を連ねる県議が議会のおよそ半数を占め、教育内容や教科書選定への介入、明文改憲や日本軍「慰安婦」問題での「新談話」を求める意見書の可決強行など“やりたい放題”。見沼区選出の自民党県議はその急先鋒に立っています。

「今年は戦後70年。戦争か平和かの大きな曲がり角にきています。二度と日本を戦争する国にしないために憲法9条を守り抜きます」。連日、街頭でマイクを握る青柳さんは、命と暮らし、憲法を守る議員を何としても県議会に送り出してほしいと訴えています。

県立小児医療センター(同市岩槻区)の、さいたま新都心(同市中央区)への移転計画も県政の大問題です。青柳さんは宣伝やビラで「新都心の大型開発の失敗の穴埋めに知事の思いつきで進められた計画です。患者と家族の願いは現地存続です」と訴えています。患者の家族が「私の思いと同じことを言ってくれている。頑張ってほしい」と電話をかけてくるなど共感が広がっています。

さいたま市政も、国の悪政そのままに大型開発を推進し、下水道料金の大幅値上げなど市民に負担増を強いています。暮らしを守る共産党市議団の役割は大きくなっています。

県議選は自民、民主の現職に共産が挑む三つどもえの様相で、市議選は共産、自民、公明、民主、無所属の各党派があらそい、2人程度がはみ出す見込みの激戦です。

党と後援会は激戦を勝ち抜くために、街頭、駅頭での宣伝や対話・支持拡大を連日行い、約7000人まで増やしてきた後援会員を1万人に伸ばして選挙をたたかおうと奮闘しています。(赤旗2015年1月26日付より)

【蕨市】市長選・市議選勝利を 党市委が新春のつどい

埼玉県蕨(わらび)市の日本共産党市委員会と後援会は21日、市民会館で新春のつどいを開き、5月の市長選・市議選勝利に向けて決意を新たにしました。

頼高英雄市長があいさつし、2期目の市政について、学校の耐震化など市長選で公約した事業を100%実施または着手することがきたと報告し、財政健全化にも引き続いて取り組むと語りました。

梅村さえこ衆院議員は、躍進した議席を力に安倍政権を追い込んでいくと強調。「安倍暴走政治を許さないという流れを大きくしていくためにも、いっせい地方選と市長選・市議選の勝利、おかざき県議誕生へ力を合わせましょう」と語りました。

4人の党市議団が紹介され、県議選南20区(戸田市=定数2)候補の、おかざき郁子氏があいさつしました。(赤旗2015年1月23日付より)

【伊奈町】議会動かす大きな力 4月県議・町議選 塩川議員迎え演説会

声援を受ける(左から)塩川衆院議員、大沢、水上、五味の各町議候補=2015年1月17日、伊奈町

声援を受ける(左から)塩川衆院議員、大沢、水上、五味の各町議候補=2015年1月17日、伊奈町

埼玉県伊奈町の日本共産党と後援会は17日、塩川鉄也衆院議員をむかえ、4月の県議選と町議選勝利をめざす演説会を開きました。

同町ではいっせい地方選で県議選南13区(上尾市・伊奈町、定数3)の新藤たか子候補(59)=新=の勝利、町議選(定数16)の大沢じゅん(38)、水上くにお(74)=以上現=、五味まさみ(65)=新=の3候補が現有2からの議席増をめざします。

塩川氏は、県議選では共産党が現有2議席から、議案提出県を持ち、すべての常任委員会に議員を送ることができる8議席以上に躍進することで「県議会を大きく動かす力になる」と強調。町議選では、小中学校へのエアコン設置など、町民の声を代弁し、具体的な財源も示しながら提案して実現してきたのが共産党町議団だと述べ「自治体が安倍暴走政治の防波堤となっていくために、何としても県・町議会に日本共産党の議員を送ってください」と訴えました。

新藤候補は「『ニューシャトル利用者の会』会長として、地域のみなさんと一緒に駅へのエレベーター設置などの活動に取り組んできた。みなさんの思いを県政に届けるために頑張ります」と語りました。

大沢候補は「町議が2人から3人になれば、常任委員会に複数の委員を送ることができる。何としても3人全員当選させてください」と訴えました。(赤旗2015年1月20日付より)

【越谷市】住民守る県・市議を 選挙勝利へ演説会

声援に応える(左から)大門参院議員、金子県議候補、山田、宮川、工藤の市議候補=2015年11月16日、越谷市

声援に応える(左から)大門参院議員、金子県議候補、山田、宮川、工藤の市議候補=2015年1月16日、越谷市

埼玉県越越谷市の日本共産党と後援会は16日、大門実紀史参院議員を迎え、同市中央市民会館で4月の県議選と市議選の勝利をめざす新春のつどいを開きました。

同市では定数4の県議選に金子まさえ氏=新=が、定数32の市議選に山田だいすけ=現=、宮川まさゆき=元=、工藤しゅうじ、広瀬伸一=以上新=の4氏が挑みます。

金子氏は「市議6期24年、弱い立場の方々の願いを市政に届けてきたこの姿勢を県議会でも貫きます」と決意を表明。子ども医療費無料化、少人数学級拡大など県政が市民のためにできることは大きいと述べ、上田清司知事と自民党など「オール与党」による、弱いものいじめ、教育の介入という県政の「二つの異常」をただすと語りました。

各市議候補が、子どもの貧困や災害への対策など実績と公約を語り「4議席を取り戻し、暮らしを守る防波堤になります」などと訴えました。

大門議員が講演し、憲法改悪や海外で戦争する国づくり、社会保障「解体」を狙う安倍内閣を批判しました。国の悪政から住民を守る県や市の役割も問われていると語り「今はせめぎ合いの情勢。共産党の躍進と国民の運動で安倍内閣を包囲し、退陣に追い込もう」と話しました。

高橋努市長がメッセージを寄せました。(赤旗2015年1月18日付より)