さいたま市議会は17日、「安全保障関連法案の審議にあたり慎重な取扱いを求める意見書」を全会一致で可決しました。
意見書は、同法案と安全保障問題について、「多くの議論と意見が交わされ、法案自体の評価も様々(さまざま)」だと指摘。国に対し、「国民一人一人に焦慮(しょうりょ)と不安を抱かせることのないよう」今国会において慎重かつ十分な審議を尽くすことを求めています。
日本共産党の山崎章市議団長は「共産党は法案の廃案を求めていますが、自民党、公明党も含めて『慎重審議』で一致し、意見書を出せたことは大きな意味があります。今議会に法案の廃案・慎重審議を求める3件の請願が出されたことも力になりました」と話しています。
(しんぶん赤旗2015年6月18日付より)