消費税増税強行 怒りの声あげる時

日本共産党埼玉県委員会と、さいたま地区委員会は、さいたま市の大宮駅東口で宣伝をしました。伊藤岳参院埼玉選挙区候補や青柳しんじ県議候補、さいたま市議・市議候補らが増税ノーの横断幕を掲げ、「増税に怒りの声を上げよう」と訴えました。

「消費税増税に断固抗議する」と訴える伊藤氏

「消費税増税に断固抗議する」と訴える伊藤氏=2014年4月1日、さいたま市

伊藤氏は、「増税分は社会保障財源に使う」という政府の宣伝の偽りを告発し「増えるのは庶民の負担だけ。断固抗議する」と表明。「税収を増やすなら消費税ではなく、安定した雇用と国民の所得を増やして税収増を図るべきだ」と主張しました。

署名に応じた市内在住の女性は「増税は困ります。8%になる前から物価は上がっていました。さらに10%になったら大変。社会保障のために使うというけど信用できない。必要のない公共事業に使われているじゃないですか。考え直すべきです」と話しました。(赤旗2014年4月2日付より)

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地方選勝利へ集い さいたま市見沼区

いっせい地方選への決意を述べる(左から)とば市議候補、青柳県議候補、戸島市議候補

いっせい地方選への決意を述べる(左から)とば市議候補、青柳県議候補、戸島市議候補

日本共産党さいたま市見沼区委員会と同後援会はこのほど、安倍内閣の暴走ストップ、いっせい地方選挙勝利へ、「交流のつどい」を市内で開き、180人が参加しました。

水谷辰也後援会長、斉藤功さいたま地区委員長があいさつし、青柳しんじ県議候補が決意を表明しました。

青柳氏は、安倍内閣の暴走政治にストップをかけるためにも、来年春のいっせい地方選挙は重要だと強調。見沼区選出の自民党の田村琢実県議が県議会で教育への政治介入の先頭に立つなど、教育の右傾化を進めているもとで、見沼区で共産党の議席を勝ち取る意義は大きいと述べ、上田清司知事の県民不在の県政を改めさせるためにも、角靖子県議以来の議席を取り戻そうと訴えました。

市議候補の戸島よし子市議と、とばめぐみ見沼区くらし子育て応援室長は、清水勇人市長の市民に負担を強いる市政を変えるために見沼区での複数議席を何としても回復したいと訴えました。(赤旗2014年4月1日付より)

挑戦2015 埼玉県議選南6区(さいたま市見沼区)定数2 青柳しんじ候補

県都の議席勝ち取る

青柳しんじ候補

青柳しんじ候補

埼玉の県都さいたま市には現在、日本共産党県議はいません。青柳しんじ県議候補(66)は、7年前まで共産党が持っていた見沼区での議席奪還を目指します。

 

暴走政治にノー

週3回の駅頭や街頭での宣伝を続けています。内閣の一存で集団的自衛権行使を容認しようとする安倍政権による憲法破壊の政治を厳しく批判。「共産党の躍進で暴走政治ストップを」と訴えています。

同区は2011年の前回選挙では無投票で自民党、民主党の2議席独占を許してしまいました。

その後、自民党県議は県議会文教委員長になり、県立高校の歴史教科書の採択や修学旅行の平和学習をめぐって、委員会で露骨な政治介入の先頭に立っています。

青柳さんは「委員会に共産党の委員がいないもとで、安倍政権の暴走、歴史逆行の政治が県議会での自民党の“やりたい放題”につながっている」と語り、なんとしても市内・区内で自民党と対決できる共産党の議席を勝ち取りたいと話します。

 

県民に寄り添い

さいたま市議を11年まで務め、福祉や医療など社会保障の充実に力を入れてきました。

現在、党見沼区委員長。「会社が倒産し、求職中に病気になっても治療が受けられず手遅れ寸前に」「借金で家を手放さざるを得なくなった」など深刻な生活相談の解決に奔走しています。

地域では、児童数が多すぎる「マンモス校」の解消や交通危険地域からバス通学する家庭のバス代補助、交通が不便な地域のコミュニティーバス改善、踏切の拡幅、駅のバリアフリー化促進などに住民と取り組み、一歩づつ前進させてきました。

青柳さんは言います。「県民の暮らしに寄り添い、県民とともに国や県の悪政に立ち向かう共産党県議として、新しい政治の流れを切り開くために働きたい」(埼玉県・川嶋猛)

 

青柳氏の略歴

医療生協さいたま職員を経て、旧大宮市議、さいたま市議を歴任。12年衆院選埼玉1区候補。党さいたま地区委員会常任委員
(赤旗2014年3月8日付より)