県都の議席勝ち取る
青柳しんじ候補
埼玉の県都さいたま市には現在、日本共産党県議はいません。青柳しんじ県議候補(66)は、7年前まで共産党が持っていた見沼区での議席奪還を目指します。
暴走政治にノー
週3回の駅頭や街頭での宣伝を続けています。内閣の一存で集団的自衛権行使を容認しようとする安倍政権による憲法破壊の政治を厳しく批判。「共産党の躍進で暴走政治ストップを」と訴えています。
同区は2011年の前回選挙では無投票で自民党、民主党の2議席独占を許してしまいました。
その後、自民党県議は県議会文教委員長になり、県立高校の歴史教科書の採択や修学旅行の平和学習をめぐって、委員会で露骨な政治介入の先頭に立っています。
青柳さんは「委員会に共産党の委員がいないもとで、安倍政権の暴走、歴史逆行の政治が県議会での自民党の“やりたい放題”につながっている」と語り、なんとしても市内・区内で自民党と対決できる共産党の議席を勝ち取りたいと話します。
県民に寄り添い
さいたま市議を11年まで務め、福祉や医療など社会保障の充実に力を入れてきました。
現在、党見沼区委員長。「会社が倒産し、求職中に病気になっても治療が受けられず手遅れ寸前に」「借金で家を手放さざるを得なくなった」など深刻な生活相談の解決に奔走しています。
地域では、児童数が多すぎる「マンモス校」の解消や交通危険地域からバス通学する家庭のバス代補助、交通が不便な地域のコミュニティーバス改善、踏切の拡幅、駅のバリアフリー化促進などに住民と取り組み、一歩づつ前進させてきました。
青柳さんは言います。「県民の暮らしに寄り添い、県民とともに国や県の悪政に立ち向かう共産党県議として、新しい政治の流れを切り開くために働きたい」(埼玉県・川嶋猛)
青柳氏の略歴
医療生協さいたま職員を経て、旧大宮市議、さいたま市議を歴任。12年衆院選埼玉1区候補。党さいたま地区委員会常任委員
(赤旗2014年3月8日付より)