5野党合意“政治を前に” 各地で党宣伝

駅頭で訴える伊藤候補=2016年2月20日、さいたま市

駅頭で訴える伊藤候補=2016年2月20日、さいたま市

日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補は20日、さいたま市の大宮駅前で街頭演説しました。野党5党が戦争法廃止、立憲主義の回復をめざして、国政選挙での最大限の協力をすることで合意したことについて「市民の力が政党を動かし、日本の政治の新しいページを開いた、市民革命的な出来事です。しっかり合意が実るよう、誠意をつくして頑張ります。力を合わせて自公を少数派に追い込みましょう」と訴えました。

バス待ちの人たちが訴えに耳を傾け、手を振って応える人や、「おーっ」と拳を上げる人もいました。

(しんぶん赤旗2016年2月21日付より)

戦争法問う裁判 原告団結成式埼玉でひらく

「安保法制違憲訴訟埼玉の会」は14日、さいたま市で、安保法制(戦争法)の違憲性を問う裁判の原告団結成式を開き、130人が参加しました。

会は、県内在住の金子兜太さん(俳人)ら有識者33人が呼びかけ人となって結成し、賛同者は274人となっています。

裁判は、戦争法は、憲法が定めた平和的生存権を侵害しているとして国家賠償を請求するものです。

3月提訴に向けて準備を進め、門奈直樹立教大学名誉教授ら4人の共同代表を筆頭に139人が原告になる予定です。

集会では、原告を決意した人が発言し「安保法制強行裁決後、戦争の記憶がよみがえり、精神的苦痛を受けている」「戦争への加担は良心を侵害する」など提訴の理由を述べました。

会は、原告や賛同者をさらに募っています。

(しんぶん赤旗2016年2月18日付より)

埼玉県議会開会

埼玉県議会定例会が19日開会し、2016年度一般会計当初予算案など51議案が上程されました。

本会議代表質問・一般質問が25日~3月2日、常任および特別委員会が3月4~8日、予算特別委員会が3月9~23日まで行われます。会議は3月25日まで。

日本共産党は今回、代表・一般質問の機会がなく、予算特別委員会では柳下礼子、村岡正嗣両県議が質問します。

「『安保関連法』廃止!集団的自衛権行使容認『閣議決定』撤回を求めるオール埼玉総行動」実行委員会が、安保関連法(戦争法)廃止を求める請願を同日、県議会に提出し、日本共産党、民主党・無所属の会、無所属改革の会の3会派が紹介議員になりました。

(しんぶん赤旗2016年2月20日付より)

国政での選挙協力 5野党が合意

160220_01

2月19日、志位和夫委員長は、5野党党首会談で確認した4項目について会見しました­。
1、安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。
2、安倍政権打倒をめざす。
3、国政選挙で現与党及びその補完勢力を少数に追い込む。
4、国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。

新座市議、皆野町議選で7氏全員当選 党議席の値打ちに期待

埼玉県の新座市と皆野町の議会選挙が14日に投開票され、日本共産党の候補者7氏は全員が当選しました。

 

新座 過去最多得票

新座市議選(定数26、立候補33人)では、笠原進(67)、工藤薫(66)、小野大輔(36)、芦野修(47)=以上現=、石島陽子(53)=前=、辻実樹(39)=新=の6氏が当選し、前回獲得議席を維持しました。6氏は合計で1万566票(得票率20.25%)を獲得。公明党の共産党攻撃を打ち破って前回の8446票(同16.52%)から大きく伸ばし、得票数は過去最多となりました。

6氏は、米軍大和田通信基地を抱える新座市から「戦争法ノーの声を」と強調し、国民健康保険税・介護保険料の引き下げ、認可保育所の増設などを公約。18歳までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置などの実績を語り、共産党の6議席の値打ちを強調しました。

元創価学会員から「安倍政権や公明党のやり方は許せない。今度は共産党に入れます」との声が寄せられるなど、幅広い市民の期待が広がりました。

 

皆野 福祉充実掲げ2位

皆野町議選(定数12、立候補13人)では、常山知子氏(67)=現=が640票(得票率10.86%)を得て2位で当選し、現有議席を確保しました。

常山氏は、「安倍政権の暴走ストップの流れを皆野町から」と強調。町民アンケートをもとに、公共交通の拡充、高校卒業までの医療費無料化、国民健康保険税の負担軽減などの実現を掲げてたたかいました。

(しんぶん赤旗2016年2月16日付より)