建設的提案の党大きく さいたま市桜区 共産党が演説会

声援を受ける(右から)塩川、久保の両氏=2015年3月1日、さいたま市

声援を受ける(右から)塩川、久保の両氏=2015年3月1日、さいたま市

さいたま市桜区の日本共産党区委員会と同区後援会は1日、プラザウエストで演説会を開きました。

定数5の同区で2期目をめざす久保みき市議は、市営住宅戸数が政令市で最も少ないことや、知的障害者特別支援学校、認可保育所、特別養護老人ホームなども不足している実態を指摘し、障害者医療費助成などを削る一方で、自転車レースなどのイベントや駅周辺開発にはお金をかける逆立ちした市政を批判しました。

共産党市議団が予算のわずかな組み替えで介護保険料値上げをストップできることなど建設的な提案をしてきたことを紹介し、「共産党が増えれば市政を変える大きな力になります」と、党の躍進を訴えました。

塩川鉄也衆院議員は「桜区の市民のために頑張れるのは久保さんだけ。さいたま市の共産党の躍進に欠かせない久保さんを、なんとしても勝たせてください」と訴えました。(赤旗2015年3月4日付より)

目立つ初参加者 各地で党演説会/川口市 さいたま市 大門・梅村・塩川氏

埼玉県内では21日に川口市で大門実紀史参院議員、さいたま市西区、大宮区では梅村さえこ衆院議員を迎え、同市見沼区では22日、塩川鉄也衆院議員を迎え、演説会を開きました。

声援を受ける、大門、村岡の両氏と市議候補=2015年2月21日、川口市

声援を受ける、大門、村岡の両氏と市議候補=2015年2月21日、川口市

川口市では、県議選南2区(川口市、定数7)の村岡まさつぐ候補=現=が、現県政による重度心身障害者医療費助成制度への年齢制限導入などの社会保障切り捨てや、自民党などによる教育現場への政治的介入を批判。県内の竜巻被害や大雪被害で各地を視察して現場の声を聞き、県独自の被災者安心支援制度や大雪で被害を受けた農家への国と県の補助が実現したと強調し、「いっせい地方選は安倍政権の暴走政治に審判を下す選挙です。生きることを支える政治の実現へ、先頭に立って頑張りぬきます」と訴えました。

市議候補の板橋ひろみ、松本さちえ、今井はつえ、矢野ゆき子、金子ゆきひろ=以上現=、井上薫、平川みちや=以上新=の7氏が決意表明。平川氏は会社員時代に派遣労働者などの過酷な働き方を見てきた経験を語り、「若い人を使い捨てにする社会は許さない」と述べ、井上氏は「憲法9条を守り、平和と豊かな暮らしをつくるために何としても勝利します」と訴えました。

産婦人科医師の芳賀厚子さんが「誰もが安心して暮らし、子どもたちが格差を感じることなく成長できる社会にしてほしい」と共産党への期待を寄せました。

 

声援をうける(左から)青柳、塩川、戸島、とばの各氏=2015年2月22日、さいたま市見沼区

声援をうける(左から)青柳、塩川、戸島、とばの各氏=2015年2月22日、さいたま市見沼区

声援に応える山本市議候補(左)と梅村衆院議員(右)=2015年2月21日、さいたま市大宮区

声援に応える山本市議候補(左)と梅村衆院議員(右)=2015年2月21日、さいたま市大宮区

さいたま市では、県議選南6区(見沼区、定数2)の青柳しんじ県議候補と、大塚たけひで=西区・新=、山本ゆう子=大宮区・新=、戸島よし子=見沼区・現=、とばめぐみ=同・新=の4市議候補が訴えました。(赤旗2015年2月24日付より)

【さいたま市】予算 住民福祉優先を 戸島・久保氏代表質問

10日開かれた、さいたま市議会で代表質問が行われ、日本共産党の戸島義子、久保美樹の両市議が、市民の願いに応える新年度予算への転換や夜間中学校の設立を求めました。

戸島義子市議

戸島義子市議

戸島氏は新年度予算案について、「2都心、4副都心」構想など大型開発に巨額の財政投入をする一方で、心身障害者や子育て支援、一人親家庭の医療費支給事業の予算を削減し、難病見舞金制度を廃止するなど「福祉はばっさり削られている」と批判。共産党市議団が行った予算組み替え提案では、基金・積立金からの繰り入れや開発予算の若干の減額など、一般会計の5%程度の236億円の組み替えで、保育所整備費の上乗せや国民健康保険税の引き下げ、介護保険料の値上げ中止、昨年引き上げられた下水道料金を値上げ前に戻すことが可能だと指摘し、「税金の使い方を市民本位に転換し、地方自治体としての本来の役割である住民福祉の増進をはかるべきだ」と迫りました。

答弁で、本間和義副市長は「適切に予算を計上している」とし、「安定した行政サービスの提供、健全な財政運営の視点から多くの課題があり、予算の組み替えは考えていない」と述べました。

再質問した戸島氏は、認可保育所の定員など市民サービスが政令市の中で最低クラスであることについて、清水勇人市長の見解を問いましたが、清水市長は「政令市で一番市民サービスが低いというデータは認識していない」と述べました。

 

夜間中学開設を

久保美樹市議

久保美樹市議

久保氏は、夜間中学校について、貧困や戦争などにより学ぶ機会が得られなかった人や外国人、不登校・引きこもりなどの若者が学びなおすなど重要な役目を果たすなかで、埼玉県には公立の夜間中学校が1校もないと指摘しました。

その上で、国が新年度予算に1000万円を計上し、県内でも川口市に自主夜間中学が開設させるなど30年運動が続いていることを紹介し「政令市として、県と協力して夜間中学をつくるべきだ」と求めました。

稲葉康久教育長は「国の動向を注視したい」と答えました。(赤旗2015年2月11日付より)

4/12 さいたま市議選候補者

さいたま市議会議員選挙
2015年4月3日告示・12日投票
定数60

 大塚たけひで 西区、定数4

大塚たけひで(40)新

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 神田よしゆき 北区、定数7

神田よしゆき(63)現

4/3 無投票で当選しました。

 山本ゆう子 大宮区、定数5

山本ゆう子(62)新

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 戸島よし子 見沼区、定数8

戸島よし子(64)現

日本共産党見沼区委員会

 とばめぐみ 見沼区、定数8

とばめぐみ(55)新

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 山崎あきら 中央区、定数5

山崎あきら(65)現

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 久保みき 桜区、定数5

久保みき(51)現

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 とりうみ敏行 浦和区、定数7

とりうみ敏行(66)元

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 もりや千津子 南区、定数9

もりや千津子(63)現

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 松村としお 緑区、定数5

松村としお(40)新

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 大木学 岩槻区、定数5

大木学(40)新

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【さいたま市】公民館9条俳句拒否 第三者委設置を提案 運営審

さいたま市公民館運営審議会(公運審、委員長・安藤聡彦埼玉大学教授)が27日開かれ、公民館の俳句サークル会員が互選した「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句が、公民館だよりへの掲載を館に拒否された問題について、安藤委員長は第三者委員会を設置して調査することを提案しました。

公運審では、公民館の現状や課題について提言をまとめる作業を行ってきましたが、昨年7月の掲載拒否問題を受けて、中間報告書を作成することを前回11月の審議会で確認していました。

中間報告書の委員長案では、今回の事件を「公民館活動の根幹にかかわるもの」ととらえ、事件を踏まえて公民館運営の問題点を議論すべきだと指摘。市教委に対しては、①社会教育や地方行政、法律などの専門家でつくる第三者委員会の設置②公運審の議論の独立性の尊重―の2点を要望しています。

中間報告書は、委員長案や委員の意見を踏まえて市教委に提出されます。(赤旗2015年1月29日付より)