「赤旗」読者のみなさん 4月は日刊紙・日曜版とも購読料(税込み)を据え置きます

日本共産党と「しんぶん赤旗」は、安倍内閣による4月からの消費税8%への引き上げの中止を求めて最後までたたかいます。

消費税増税が強行された場合、4月の購読料については、日刊紙、日曜版とも、特別の内部努力によって臨時に本体価格をさげ、税込みのうえ購読料はすえおきます。

そのうえで、5月以降はさらに検討し、一定の措置をお願いすることになることをご了承ください。

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赤旗編集局 機関紙活動局

 

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NHKに市民の声を 埼玉でつどい 権力からの独立訴え

NHKの籾井(もみい)勝人会長や経営委員の百田尚樹、長谷川三千子両氏の暴言が問題になる中、埼玉県の市民団体が19日、「NHK問題を考えるつどい」を、さいたま市内で開き、60人が参加しました。

日本軍「慰安婦」問題をめぐるNHKの番組改編問題で担当ディレクターだった永田浩三・武蔵大学教授が講演しました。籾井会長らの言動を、権力の監視し、国民の知る権利に応えるディアの基本的役割を放棄するものだと批判。「NHKは戦後、憲法を具体化し、民主主義を発展させるためにつくられた」と設立理念を紹介し、一連の問題を民主主義の危機の問題として訴えました。

永田氏は、メディアコントロールを強め、NHKを意のままにしようとする安倍政権の狙いを指摘し、市民が連帯し、NHKに声を届けようと呼びかけました。

集会は、籾井会長の辞任・罷免やNHKの政治権力からの独立を求めるアピールを確認しました。

市民団体は20日、アピールを持ってNHKさいたま放送局を訪れ、懇談を申し入れました。(赤旗2014年3月21日付より)

暮らし破壊追い打ち さいたま市議会 来年度予算可決

神田よしゆき市議

神田よしゆき市議

さいたま市議会定例会は20日、2014年度一般会計予算などを自民党、民主党、公明党、改革フォーラムの賛成で可決し、閉会しました。

討論に立った日本共産党の神田よしゆき市議は、消費税増税や年金引き下げなどで暮らしが大変になる中、新年度の事業が下水道料金の大幅引き上げや各種証明書発行手数料の引き上げなど負担増を行うものになっていると述べ、「市民の暮らし破壊に追い打ちをかける」と批判しました。

予算で不要不急の大型開発の「2都心4副都心」計画に160億円計上していることや、計画のずさんさ、不透明さが問題になった自転車レース大会を今年も開催し、補助金として3億3000万円計上していることなどをあげ、反対しました。

もりや千津子市議

もりや千津子市議

条例や請願について討論した、もりや千津子市議は、下水道料金を平均21.6%引き上げる条例改定に反対しました。市が下水道整備への出資金をゼロにしたことで、下水道整備への出資金をゼロにしたことで、下水道事業の企業債への依存が高まり、高い利息払いが赤字を生む要因になっていると指摘。新年度から赤字分を補てんする補助金もなくし、料金値上げで赤字分を市民に押しつけていると批判しました。

共産党が議員提案した国民健康保険税の均等割を1人1万円引き下げる条例改定について、もりや市議は「社会保障制度として、一般会計からの繰り入れを増やして引き下げを行うことは当然だ」と賛意を求めましたが他会派の反対で否決されました。(赤旗2014年3月21日付より)

小児医療センター移転事業 増額補正案を否決

埼玉県議会福祉保健医療常任委員会は17日、さいたま新都心(さいたま市中央区)への移転を進めている県立小児医療センター(現在地、同市岩槻区)の建設事業費を55億円増額する補正予算案について、増額分を差し引いた自民党の修正案を賛成多数で可決しました。本会議でも修正案が可決される見通しで、建設工事がストップする可能性が大きくなりました。

増額分は、建設残土の搬出先の変更による支出増12億円と、資材高騰の影響で一部工事を別途発注にしたことに伴う支出増42億円などです。

同事業は入札不調が続き、12月下旬、清水建設との間で約300億円の随意契約を結びました。

自民党は、増額を認めない理由として、巨額の事業を随意契約にしたことなどをあげました。

討論で日本共産党の柳下礼子県議は、県は増額が必要になることを昨年11月には試算していたのに、議会への報告も12月議会への補正予算の提案もなかったと批判し「着工の遅れを恐れたためで、手続きに重大な問題がある。患者置き去り、地元置き去りの計画である上に県議会すら置き去りにする拙速な計画だ」と指摘しました。

また、センターの移転計画は多くの患者とその家族、地元住民の声に背いていると、改めて計画の撤回を要求。自民党の修正案については、原案にある職員給与減額を残しているとして反対しました。

修正案は自民党以外の会派が反対して可否同数となり、委員長(自民党)が賛成して可決されました。(赤旗2014年3月19日付より)

市民の要求実現 6氏決意 春日部市議選勝利へ演説会

うづき武彦候補

うづき武彦候補

松本ひろかず候補

松本ひろかず候補

大野とし子候補

大野とし子候補

今尾やすのり候補

今尾やすのり候補

並木としえ候補

並木としえ候補

坂巻かつのり候補

坂巻かつのり候補

埼玉県春日部市の日本共産党と後援会は16日、市議選(4月13日告示、20日投票、定数32)で現有6議席確保を目指し、市内で演説会を開きました。うづき武彦(51)、松本ひろかず(62)、大野とし子(57)、今尾やすのり(48)=以上現=、並木としえ(53)=元=、坂巻かつのり(57)=新=の6候補が決意表明し、暮らしを守るために全力をあげると訴えました。

応援演説した塩川鉄也衆院議員は、消費税増税や社会保障切り捨て、集団的自衛権容認など安倍政権の暴走を批判し、「市議選は暴走にストップをかける絶好のチャンスです」と強調。「積極的提案で市政を動かしてきた共産党の議席は、なくてはならない議席。6候補全員当選で市民の声を国政・市政に届けよう」と訴えました。

各候補は、市民と力を合わせ、中学卒業までの医療費無料化や市立病院の小児科と産科の再開、建て替え実施(2015年度中)などを実現してきた党市議団の実績を紹介。市民に負担増、サービス削減を押しつける冷たい市政と対決し、暮らしやすいまちにしていくと表明しました。国民健康保険税の引き下げや小中学校のエアコン設置、認可保育所の増設など公約実現を訴えました。

市議団長のうづき氏は、市が使い道もなくため込んでいる120億円もの基金を示し、市民要求を実現する財源はあると指摘。2月市議会で、基金を一部活用する予算修正案を提出して奮闘したことを紹介し「市民の願いを実現するまで頑張りたい」と語りました。(赤旗2014年3月18日付より)

声援に応える(左から)坂巻、今尾、大野、塩川、並木、うづきの各氏=2014年3月16日、春日部市

声援に応える(左から)坂巻、今尾、大野、塩川、並木、うづきの各氏=2014年3月16日、春日部市