日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は13日、さいたま市長選(21日投票)で、「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお候補=無所属新、共産会党推薦=を何としても勝利させようと、同市の大宮駅東口で応援演説しました。降りしききる雨の中、多くの市民が耳を傾け、声援や拍手を送りました。
田村氏は、「戦争する国づくり」を許さない運動を市民とともに進めてきた前島候補が市長になることは、政治を大きく変えるチャンスだと強調。安倍首相が、改憲団体の日本会議のいいなりに9条改憲案を公言したことは異常だと批判し「保守だという人も、安倍政権の暴走を止めたいという思いを前島さんへの一票で示してください」と訴えました。
また、「ハコモノ優先、ビッグイベント優先から、暮らし最優先の市政に切り替えることが市長選の一番の争点です」と強調し、社域経済を良くするには、医療や介護、保育などにかかる市民の負但を軽減し、庶民の懐を温めることだと主張。そのためにも国の社会保障改悪に立ち向かう市長が必要だと述べ「福祉や教育、平和を守る前島さんを市長にして、憲法が花開く市政を実現しましょう」と語りました。
前島候補は、ビッグイベントや駅前の大型開発など無駄な税金の使い方をゼロベースで見直すと主張。「みなさんの税金はみなさんのために使う、という市政を実現します。市長に押し上げてください」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」5月14日付より)