戦争法案の採決をめぐり国会が緊迫するなか、「オール埼玉総行動」実行委員会は4日、さいたま市の大宮駅前で街頭集会を行いました。駅前デッキや歩道、階段に人があふれる1万5000人(主催者発表)が参加し「戦争法案いますぐ廃案!」と声を上げました。
「九条の会」事務局長の小森陽一東京大学大学院教授は、元最高裁長官が戦争法案は違憲だと明言したことを紹介。「私たちは主権者として白黒をはっきりつけ、憲法違反の法案をただちに廃案に追い込もう」と訴えました。
浜矩子(のりこ)同志社大学大学院教授は、戦争法案反対の国民の運動が情勢を変化させ、政権を焦らせていると述べ「(安倍政権を)追い込む流れは誰にも止めることはできない」と語りました。
集会を後援した埼玉弁護士会の石河秀夫会長は「もう少しで廃案にできるところまで来ている」と語りました。
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんがメッセージを寄せました。
連合埼玉と埼労連(全労連加盟)の両事務局長がそろって法案廃案を訴えました。
日本共産党の梅村さえこ衆院議員と民主党衆院議員、社民党県連代表があいさつしました。
(しんぶん赤旗2015年9月6日付より)