【さいたま市】青柳県議候補と市議候補11人/憲法輝く県政に 暮らし守る市政を

「県政に憲法の光を」と訴える青柳県議候補(左端)と、さいたま市議候補=2015年3月13日、さいたま市の大宮駅前

「県政に憲法の光を」と訴える青柳県議候補(左端)と、さいたま市議候補=2015年3月13日、さいたま市の大宮駅前

そろって訴え

さいたま市のJR大宮駅東口で13日、日本共産党の青柳しんじ埼玉県議候補(南6区=同市見沼区)=新=と11人のさいたま市議候補がそろって街頭演説し、「さいたま市から日本共産党の県議を」「暮らし、平和守る市議候補11人の全員当選を」と訴えました。

演説したのは、青柳県議候補と、山崎あきら、神田よしゆき、戸島よし子、もりや千津子、久保みき=以上現=、とりうみ敏行=元=、山本ゆう子、とばめぐみ、松村としお、大木学、大塚たけひで=以上新=の各市議候補。

青柳氏は「県議会は、自民党などが教育に政治介入し、憲法を敵視して明文改憲を迫る異常な状況です。私は憲法が輝く県政に変えていきます」と力説しました。

各市議候補は、下水道料金や介護保険料の引き上げなど市民に負担を強いる姿勢を批判。「値上げに何でも賛成の他の議員では、暮らしは守れません。共産党が伸びれば政治は確実に変わります。なんとしても議会に送り出してください」と訴えました。

党員が「認可保育所増やして」「国保税下げて」など要求を掲げたプラスターやのぼり旗を掲げ、ビラを配りました。通行人が候補に握手を求めて駆け寄る場面もありました。

通りかかった女性(83)は「消費税が上げられて、暮らしはますます切ない。共産党にちゃんと入れますよ」と期待を寄せました。(赤旗2015年3月16日付より)

【さいたま市】俳句請願“廃案”に 市議会 不掲載に異議の2件

さいたま市大宮区の三橋公民館で起きた9条俳句掲載拒否問題で、さいたま市議会で掲載拒否撤回を求める2件の請願が6日、事実上の廃案になりました。同公民館俳句サークルが詠んだ「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句は、「公民館だより」2014年7月号への掲載を拒否されました。この問題に対し、憲法改悪反対さいたま市共同センターは14年9月市議会に、掲載拒否撤回と表現の自由の制限をやめるよう求める請願を提出しました。

請願は、9月、12月両市議会で継続審査とされ、今年の2月議会でも新日本婦人の会が提出した同趣旨の請願とともに継続審査とされ、議会の任期満了により、審議未了廃案となる見通しとなりました。

継続審査には自民党、民主党、公明党、改革フォーラム、無所属の議員が賛成し、日本共産党は反対しました。

共同センターの前島英男さん(さいたま地区労議長)は「掲載拒否撤回を求める署名は9000人分近く集まり、市民の中ではまだおかしいという声が残っているにもかかわらず、廃案は残念です。市民のための公民館のあり方について考える取り組みをこれからも続けたい」と話しました。(赤旗2015年3月13日付より)

いっせい地方選躍進必ず 共産党期待どこでも

声援を受ける(左から)梅村衆院議員と新藤県議候補、大沢、水上、五味の各伊奈町議候補=2015年3月7日、上尾市

声援を受ける(左から)梅村衆院議員と新藤県議候補、大沢、水上、五味の各伊奈町議候補=2015年3月7日、上尾市

介護・子育て応援

上尾・演説会 新藤県議候補訴え

7日の埼玉県上尾市での演説会で、県議選南13区(上尾市・伊奈町、定数3)に挑む新藤たか子候補=新=は、母の介護経験を語りながら、安倍政権による介護サービス縮小、介護報酬切り下げなどを批判し「私たちの税金を私たちのために使う政治の実現を」と決意表明しました。

国いいなりの弱い者いじめの政治、教育への乱暴な介入を進める上田県政と自民、公明、民主の「オール与党」議会を、共産党の躍進で変えると強調。県立小児医療センターの機能存続や子育て支援の拡充などの公約を訴えました。

いっせい地方選の伊奈町議選(定数16)で1議席増をめざす、大沢じゅん、水上くにお=以上現=、五味まさみ=新=の3候補が決意表明しました。

梅村さえこ衆院議員は「女性運動の先頭に立ってきた新藤さんを勝たせてください」と訴えました。

 

声援をうける塩川(右)、秋山(左)の両氏=2015年3月7日、春日部市

声援をうける塩川(右)、秋山(左)の両氏=2015年3月7日、春日部市

右翼に議席渡さない

春日部・演説会 秋山県議候補決意

埼玉県春日部市で7日開いた演説会では、県議選東7区(春日部市、定数3)では秋山文和候補=新=の勝利をと塩川鉄也衆院議員が訴えました。

秋山候補は、県議会で東7区の現職県議も含め、改憲右翼団体「日本会議」所属議員が中心となって教育への政治的な介入など「戦争する国づくり」を推進していることを批判。「何としても当選して共産党を増やし、安倍政権の戦争を準備する暴走にストップをかける先頭に立って頑張ります」と決意を述べました。

塩川氏は、県議選で共産党が10議席に躍進したときに、議案提案権を活用し、中小企業振興条例の実現に尽力したことを紹介。「秋山さんを何としても県議会に送り、県政を大きく動かそう」と呼びかけました。

参加した男性(80)は「安倍さんは過激だしやりたい放題で許せない。暴走をストップさせるためにも秋山さんを当選させたい」と語りました。(赤旗2015年3月10日付より)

【越谷市】共産党の風吹かせよう 告示まで1カ月切る

いっせい地方選の都道府県議選告示(4月3日)まで1カ月を切った7日、日本共産党の全国各地の候補者と党支部、後援会が「街に共産党の風を吹かせよう」と、宣伝や「赤旗」号外配布などに旺盛に取り組みました。

埼玉県議選(4月12日投票)の越谷市選挙区(定数4)で議席回復をめざす金子まさえ候補は、越谷市議選(4月19日告示、同26日投票)で2期目に挑戦する山田だいすけ候補や地域の党支部・後援会と小雨を突いて街頭演説を行いました。

金子候補は、「戦争する国づくり」や消費税10%などの安倍暴走政治に「地方政治の場からきっぱりと審判を下す絶好のチャンスです」と呼びかけ、教育介入や公共サービス削減など“オール与党”の異常な県議会運営を告発。「みなさんの願いをまっすぐに県政に届けます」と訴えました。

党越谷市議団長を務めてきた金子候補は、「赤旗」号外や「金子パンフ」が入った地域では「反応が多く、『がんばってください』と手を振ってくれる人も出始めました」と感触を語ります。月内1000カ所宣伝を目指して奮闘しています。

山田選対によると、「金子デー」と位置づけたこの日は20人が参加。電話による支持拡大、ポスター張り、街頭宣伝などに取り組みました。同選対では、ポスター500枚の張り出し目標の半分をすでに完了。1万8000枚の「赤旗」号外配布や支持拡大の目標をやり切ろうと奮起しています。(赤旗2015年3月8日付より)

 

【川口市】県議会の異常を正す 村岡県議が事務所開き

7市議候補とともに決意を語る村岡県議(右から3人目)=2015年3月1日、川口市

7市議候補とともに決意を語る村岡県議(右から3人目)=2015年3月1日、川口市

4月の埼玉県議選南2区(川口市、定数7)で2期目をめざす、日本共産党の村岡まさつぐ県議は同市芝3丁目に事務所を構え、1日、事務所開きを行いました。事務所は、冷たい雨が降るなか集まった地域の人たちでいっぱいになりました。

村岡氏は、昨年共産党県議団は消費税増税中止を求める請願など12件の請願の紹介議員となり、請願にそえられた署名は20万人分を超えていると紹介。本会議で請願に対する討論が認められないことや、弱い者いじめの県政、一部の県議らによる教育への政治的介入などの異常を正していく決意を述べ「県議選と市議選で勝ち抜くことが、地方から安倍政権の暴走政治にストップをかける一番確かな力になる。全員当選へたたかいぬきます」と訴えました。

川口市議選(定数42)で1議席増をめざす、板橋ひろみ、松本さちえ、今井はつえ、矢野ゆき子、金子ゆきひろ=以上現=、井上薫、平川みちや=以上新=の7候補が紹介され、板橋氏が村岡氏の再選と市議選で全員当選を勝ち取る決意を述べました。(赤旗2015年3月5日付より)