「比例9人」何としても おくだ候補呼びかけ

アサイド

★DSC_3250 連日、北関東4県を駆け巡っている日本共産党の、おくだ智子参院比例候補は6月29日、さいたま市緑区で梅村さえこ衆院議員とともに「比例で日本共産党を伸ばして9議席を確保し、埼玉選挙区では伊藤岳候補の勝利を」と訴えました。

自転車を止めて訴えを聞く人や、買い物客が足を止めて聞き入る姿も。手を振り声援を送る通行人の姿もありました。小学生を育てる、おくだ候補は「保育園でも『やられたらやり返す』ではなく、『お口があるでしょう』と教えます」と語り、戦争をさせないために必要なのは、戦争法や憲法改悪ではなく、対話と憲法9条を生かした平和外交だと強調。選挙戦のなかで出会った市民に「若者が結婚できないような社会に未来はない。変えてほしい」と声をかけられたことを紹介し「共産党を大きく伸ばして、若者が将来に希望をもてる社会を実現しましょう」と呼びかけました。

梅村氏は「与党共闘の要として活動してきた共産党を大きく伸ばし、市民と野党の共同で新しい政治の扉を開こう」と訴えました。訴えを聞いた横田和代さん(74)は「年金はどんどん下がっているし、こんなことでは子どもたちも将来に希望を持てない。きょう言っていたことを全部、実現して」と話し、相原テイ子さん(67)は「娘は看護師をしていて、人手不足でいつも帰りが遅い。戦争をやるような政治じゃなく、若い人が安心して生活できる政治にしてほしい」と語りました。(2016年6月30日付「しんぶん赤旗」より)

 

比例で党躍進、伊藤候補必ず 志位委員長が訴え

(写真)志位和夫委員長を迎えて開かれた街頭演説で訴えを聞く人たち=27日、埼玉県川越市

(写真)志位和夫委員長を迎えて開かれた街頭演説で訴えを聞く人たち=27日、埼玉県川越市

日本共産党の志位和夫委員長は27日、埼玉・JR川越、川口両駅前で参院選での野党と市民の共闘の勝利、比例代表での日本共産党の躍進、伊藤岳埼玉選挙区候補の必勝を訴えました。両駅頭とも大勢の聴衆が集まり、「市民の力で日本の政治を変えようではありませんか。安倍政権を倒して、新しい政治を実現しようではありませんか」と訴えた志位氏に「おーっ」の声が起こりました。

川越駅東口では、宣伝カー前の人垣がどんどん膨らみ、身動きできないほどの聴衆で埋まりました。「ママの会@坂戸・東松山」のリチャーズ美紀さんと、伊藤候補の推薦を決めた生活の党の松崎哲久埼玉県責任者が応援スピーチに立ちました。

川口駅東口では、宣伝カー前のデッキや歩道に集まった人たちから盛んな拍手や応援ソングが。周りのデッキにもぐるりと聴衆の輪が広がり、通りがかりで足を止め、真剣な表情で演説に耳を傾ける人の姿も目立ちました。「安保関連法に反対するママの会@川口」の佐藤裕子さん、産婦人科医師の芳賀厚子さんが党への期待を表明しました。

大激戦・大接戦の埼玉県。志位氏は、「埼玉県で勝利するカギは二つあります」と強調。「一つ目のカギは、埼玉で比例70万票を実現し、共産党躍進の大波をつくり、その上に伊藤さんの魅力を乗せて国会に押し上げていただくことです」と強調しました。

生活の党や「ママの会@埼玉」、「市民連合@埼玉」などの市民団体が伊藤候補の推薦を決めたと報告し、「もうひとつの勝利のカギは、市民と野党が力を合わせ、伊藤さんを国会に押し上げることです」と呼びかけると、聴衆から「よーし」の声が起こりました。

選挙戦の大争点となった安保法制と憲法改定、「アベノミクス」について縦横に語った志位氏。野党と市民が共闘し「安保法制廃止」を訴えていることに対し安倍首相が、「日米同盟の絆を壊していいのか」と攻撃していることにふれ、「私は逆に問い返したい。日米同盟のために日本国憲法を壊していいのか、そんな権利は誰にもありません」と訴えると、「その通り」の声と大きな拍手が返りました。

志位氏が、安倍首相の9条改憲のたくらみを批判し「自公への1票は憲法9条を壊す1票になります。この道を許すわけにはいきません。憲法9条を守り抜こう―この願い、党をつくって94年、反戦平和を一筋に貫いてきた日本共産党にお寄せください」と訴えると、聴衆から割れんばかりの拍手がおこりました。

伊藤候補は「日本共産党と私の勝利で自公を少数に追い込み、この国と埼玉に希望を実現したい」と決意表明。おくだ智子比例候補が比例代表での支持を訴えました。

JR川越駅前で訴えを聞いていた無党派だという女性は「共産党は政党助成金を受け取っていないから、投票したことがある。消費税が上げられて自分の生活も大変で、子どもたちからも消費税をとられているのに、税金が自分たちのために使われていると感じない。税金の集め方のチェンジなど、きょう言っていたことを全部実現してほしい」と語りました。

(2016年6月28日付「しんぶん赤旗」より)

小池書記局長が、おくだ・伊藤両候補を応援 越谷

IMG_2204

越谷で小池書記局長が、おくだ・伊藤候補を応援 右から、おくだ比例候補、小池歔欷協調、伊藤選挙区候補

「戦争する国にさせない」おくだ・伊藤両氏が訴え

埼玉県越谷市で23日、日本共産党の小池晃書記局長を迎えて行われた街頭演説は、始まるとJR南越谷駅のロータリーに人の輪がふくらみ、熱気に包まれました。訴えに車内から拍手を送るタクシー運転手や、ビルの中で耳を傾ける人の姿がありました。

小池氏は、「埼玉で比例70万票を獲得して『ベスト9』の1人として、おくだ智子候補を必ず国会に送り、選挙区では伊藤岳候補を勝たせてください」と訴えました。

小池氏に「市議・県議14年。今度は国政で大活躍してもらおう」と紹介された、おくだ候補は「戦争反対を貫いて94年の共産党を大きく伸ばすことが、憲法を守る一番の力になります。憲法破壊の安倍政権にはお引き取りいただきましょう」と呼びかけました。

「『原発さよならデモ』などで県内をくまなく回り、市民と思いを一つに運動の先頭に立ってきた」と紹介された伊藤候補は、祖母の「戦争だけはダメ」という言葉が政治家としての原点だと強調。「戦争する国にはさせません。安倍政権はもう、この選挙で変えましょう」と訴えました。

マイクを握った、草加市の「ママの会」の笹本美香さんは「安倍政権を倒すために共産党・伊藤岳さんに投票を」と呼びかけました。

改選数3の埼玉選挙区は現在、自公が2議席を占めています。自民党は、地方議員が「比例は自民党、選挙区は公明党候補へ」と言って有権者を訪問し、公明党は公示前日に菅義偉官房長官、公示日に山口奈津男代表が埼玉入りするなど、自公一体の激しい選挙戦となっています。

(2016年6月24日付「しんぶん赤旗」より)